複雑な形状

真空注型はマスターモデルを元に複雑な形状も高精度に複製できる工法です。

写真の製品のような複雑な形状もしっかり再現できます。またこの製品は複数の部品を組合せて完成させますが、寸法が正確でなければしっかりと組みつきません。型作り・注型・仕上作業の各工程における確かな技術によって製作を可能にしています。

大型製品

最大寸法1500ｍｍの大型注型機を備えています。大型の製品は寸法精度や製品の厚みに苦慮することが多く、技術的な難易度が高くなります。弊社では自動車部品等の試作品製作の受注が多く、1300ｍｍ超の製品製作の実績が多数あります。

大型製品のご依頼も是非一度ご相談下さい。

シリコン型・樹脂製品は熱により収縮・膨張します。気象条件や作業環境により寸法に誤差が生じるため、これらを適切にコントロールする必要があります。

多くの実績と経験により、型作りや注型作業において適正な温度管理を行うことで、高い寸法精度を実現しています。

大型製品では型の自重により型がたわみ、中央部において寸法が薄くなる傾向があります。

写真は長手寸法が1100ｍｍを超える製品の切断面です。中央部においても寸法誤差がほとんどありません。

真空注型では表面の細かな模様も高精度に再現されます。例えば、自然の素材の雰囲気をそのまま製品にすることも可能です。

【着色・透明】樹脂製品では黒や白、アイボリー調の色味が一般的ですが、着色・透明等での製作も多数の実績があります。

【ゴム素材】樹脂の種類によりゴムのような柔らかい素材での製作も可能です。

【インサート成形】製品の中に金属部品等の他素材を仕込み注型することが可能です。